位牌は故人の霊魂が宿る場所と考えられているため、目的に合わせて正しく選ぶことが重要です。
しかし、位牌を用意する機会はあまり無いため、選ぶときに迷う方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回の記事では、位牌の選び方について紹介します。
▼位牌の選び方
■用途から選ぶ
仏壇に安置する位牌を本位牌といい、板位牌・回出位牌・牌モダン位牌の大きく3つの種類に分けられます。
一般的によく用いられる板位牌は、台座に1枚の札板が付いているのが特徴で、あらゆる仏壇に対応しやすい形です。
回出位牌は、複数あるご先祖様の位牌を1つにまとめることができ、仏壇のスペースが足りない場合に用いられます。
リビングにある仏壇に安置する場合は、住宅の洋風化に雰囲気を合わせたモダン位牌を選ぶと良いでしょう。
また、永代供養をお寺に依頼する際には、寺位牌という種類の位牌を安置します。
■サイズ感を考慮する
位牌を選ぶ際にはサイズ感を考慮し、先祖の位牌やご本尊よりも小さい位牌を選ぶようにしましょう。
また仏壇とのバランスが合っていないと、安置できなかったり見栄えが悪くなったりする可能性があるため注意が必要です。
寺位牌を選ぶ際は、お寺がサイズ制限をしている場合もあるため、あらかじめ確認することが大切です。
■故人のイメージから選ぶ
位牌には宗派や男女年齢による決まりが無いため、故人のイメージに合った位牌を選ぶと良いでしょう。
またモダン位牌であれば、木製をはじめクリスタル・陶器・樹脂といった材質を使用した位牌もあります。
▼まとめ
位牌は、用途・サイズ感・故人のイメージを考慮して選ぶのがポイントです。
位牌には宗派や性別などで決まったデザインがないため、サイズや用途を考慮したうえで故人のイメージに合うものを選ぶと良いでしょう。
佐賀にある『宗教法人香雲寺』は、供養のお手伝いを行っているお寺です。
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