開眼法要とは開眼供養とも呼ばれており、新しいお墓や位牌に魂を込める儀式のことです。
供養に欠かせない儀式ですが、どのようなタイミングで行われているのでしょうか。
この記事では、開眼法要を行うタイミングについて紹介します。
▼開眼法要を行うタイミング
行うタイミングは決まっていませんが、故人と親交があった方が多くいる時に実施されるのが一般的です。
また、お墓を建てた時期や移動する場合など、状況によってタイミングも異なります。
■法要の時
開眼法要が行われるタイミングとして多いのが、親族・知人が集まる法要の時です。
四十九日や一周忌などの法要と一緒に行うことで、開眼法要を実施する日程を決める必要がないのと同時に、参加した故人の知人も参加できます。
法要と一緒に実施するのが難しい場合は、お彼岸やお盆などに行うこともあります。
■お墓の完成時
生前にお墓を建てた際は、完成と同時に開眼法要を行うことで、遺骨はないもののお墓として拝める対象となります。
完成時に実施ができなかった場合は、初めて納骨する際、同時に行うことがほとんどです。
■お墓を移動する時
収めてある遺骨を取り出し、別のお墓に移動する必要がある場合は、そのタイミングで開眼法要を行います。
新しいお墓へ魂を入れる開眼法要と、元のお墓から魂を抜く閉眼供養が一緒に実施されます。
▼まとめ
開眼法要を行うタイミングは、法要の時・納骨時・お墓を移動する時などです。
縁起や宗教に関わることもあるため、不安なことは依頼を考えている寺院に相談しましょう。
佐賀にある『宗教法人香雲寺』では、地域に根付いたお寺としてさまざまな法要を行っております。
心を込めてお手伝いいたしますので、お困りの際はお問い合わせください。