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ろうそくの消し方について

コラム


仏壇やお墓にお線香をあげる際は、ライターやマッチではなくろうそくの火を使うことがマナーとされています。
また、消し方にもマナーがあることをご存じでしょうか。
今回の記事では、仏壇やお墓に供えるろうそくの消し方について紹介します。
▼ろうそくの消し方
■手であおいで消す
手を扇のようにしてあおぎ、風をおこしてろうそくの火を消します。
左右に振るだけでは消えにくいため、上から下へ一気に振り下ろすようにするとよいでしょう。
■専用の道具を使用する
ろうそくを消す際に、専用の道具を使って消す方法です。
火消し道具には以下のような種類があり、ろうそくの大きさに合わせて選びましょう。
・かぶせるタイプ…長い柄の先におわんを伏せたような形の部分があり、酸素を遮断し消火する
・うちわ…仏扇や灯明消しと呼ばれる仏事用のうちわで、あおいで使用する
・芯つまみ…真鍮や鉄などでできており、芯をつまんで消す
▼口で消してはいけない理由
仏壇やお墓のろうそくは仏様と現世をつなぐ灯火であり、不浄やけがれを浄めてくれる存在です。
口は不浄のものとされているため、火を消すときに息で吹き消してしまうと、仏様に対して失礼にあたるとされています。
そのため、消す際は手や専門の道具を使うようにしましょう。
▼まとめ
ろうそくの消し方とには、手であおいで消す・専用の道具を使用するなどがあります。
仏壇やお墓のろうそくは仏様と現世をつなぐ大切な灯火なので、息を吹きかけて消さないよう心掛けることが大切です。
かぶせるタイプのものや芯つまみなど、火消し用の道具を備えておくとよいでしょう。
『宗教法人香雲寺』は永代供養や納骨堂を通して、地域に住む一人ひとりに寄り添うお寺です。
供養の際は心を込めてお手伝いいたしますので、ご相談ください。

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