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御霊供膳とは

コラム


「御霊供膳」という言葉をご存じでしょうか?
馴染みがない言葉なため「どのような意味を持つ言葉なのかわからない」という方も多いでしょう。
そこで今回は、御霊供膳とはどのようなものなのかについて紹介します。
▼御霊供膳とは
御霊供膳とは、仏様やご先祖様にお供えする精進料理のことです。
基本的には一汁三菜で構成され、箸と5つの器がセットになっています。
中央に高杯、右上に壺椀、左上に平椀、右下に汁椀、左下に飯碗を並べるのが基本です。
お仏壇や祭壇などにお供えする際は、箸を置いてある方を仏様に向けてお供えします。
また器の蓋は、外してからお供えしましょう。
■御霊供膳をお供えするタイミング
御霊供膳は、毎日お供えすることが望ましいとされています。
しかし難しい場合は、年忌法要やお盆・お彼岸の時期・月命日などにお供えすると良いでしょう。
また仏壇を購入した際、僧侶に開眼供養を依頼する時も御霊供膳をお供えします。
■御霊供膳を下げるタイミング
お供えした御霊供膳は、傷む前に下げましょう。
仏様やご先祖様は、料理の湯気や香りを楽しむとされています。
そのため料理が冷めて湯気が出なくなったら「お下げします」と一言添えて下げましょう。
とくに夏場は食材が傷みやすいため、長時間放置しないよう注意が必要です。
▼まとめ
御霊供膳とは仏様やご先祖様にお供えする精進料理のことで、感謝や供養の気持ちを伝えるためのものです。
毎日お供えするのが理想ですが、難しい場合は年忌法要やお盆・お彼岸などの節目にお供えしましょう。
佐賀県小城市の『宗教法人香雲寺』では、法要や各種行事を行っています。
お葬式や永代供養のご相談など承っておりますので、お困りの際はお問い合わせください。

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