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戒名とは

コラム


位牌に明記される戒名ですが、その意味や役割を把握している方は少ないのではないでしょうか。
戒名は4つの号で構成されるため、それぞれの意味を把握することが大切です。
この記事では、戒名について紹介します。
▼戒名とは
■院号・院殿号
院号・院殿号とは、戒名の1番上についている位を表す号で、すべての人につくものではありません。
本来は天皇や身分の高い方に授かる号で、お寺に貢献をした方・社会的な功績の高い方などに付けられます。
戒名の始まりから「〇〇院」と表されていますが、院号・院殿号がつかない戒名も多くあります。
■道号
道号は、故人にまつわる文字が使われることが多く、院号や院殿号が付かない場合は戒名のはじめにきます。
使用できる文字の自由度が高く、故人の人柄・趣味・徳の高さを表す字が使用されています。
ただし、故人が幼児や胎児・未成年の場合には道号はつけないのが基本です。
■戒名
戒名は、故人があの世で生きる際に必要となる新しい名前となり、2文字で表記されています。
1文字は故人の名前から取り、もう1文字は経典から取るのが基本です。
また、名前からだけではなく、先祖代々受け継いでいる文字・生前の職業に関わる文字から使用されることもあります。
■位号
位号は戒名の1番下につき、位を表す部分で現在の敬にあたります。
故人の性別や年齢・社会や寺院への貢献度によって位が分かれることが多いです。
▼まとめ
戒名は、院号・院殿号・道号・戒名・位号から成り立っています。
戒名は故人を極楽浄土に導く役割もあるため、構成を把握したうえで付けましょう。
佐賀にある『宗教法人香雲寺』は、地域に根付いたお寺として法要や供養を行っております。
法要について分からないことがある場合も、寄り添った対応をいたしますので一度ご相談ください。

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