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経典の種類とは

コラム


お釈迦様が生きている人を幸せに導くための教えを書き記したものを、経典と呼びます。
経典にはさまざまな種類があり、宗派によって内容も異なります。
本記事では、経典の種類や内容について紹介します。
▼経典の種類
■般若波羅蜜多心経
「般若心経」とも言われており、全てのものは変化し続け定まった形はないという「空(くう)」という概念を中心としています。
概念や執着から解放され、悟りの境地に達する道が示されており、真言宗や浄土宗・天台宗など、さまざまな宗派で読まれている経典です。
■阿弥陀経
浄土真宗や浄土宗で読まれており、極楽往生するための方法や極楽浄土がどのような場所なのかが書き記されている経典です。
経典は弟子から問われたことにお釈迦様が答える「掛け合い形式」のものが多く、阿弥陀経は自ら説いた内容だけが書き記されています。
■妙法蓮華経
全ての生物は「仏の心」を持っており、どのような人も隔たりなく成仏して独楽浄土にいけるという教えが解かれています。
古くからある教えで、主に日蓮宗や天台宗などで読み上げられる経典です。
■大方広仏華厳経
お釈迦様のさまざまな教えをまとめており、大乗仏教の歴史や思想を見ていくうえで大切な経典です。
「四法界(しほっかい)」という、仏の心にある4つの世界について書き記されています。
▼まとめ
経典の種類には、般若波羅蜜多心経・阿弥陀経・妙法蓮華経・大方広仏華厳経などがあります。
それぞれの経典に教えがあり、読まれているものは宗派によりさまざまです。
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